倒産防止共済
コロナの影響でこれまで借り安かった借入も、そろそろ紐を占め初めているようです。
借入ってなんとなく悪いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、
経営が上手くいっていれば、銀行は借りてくださいと営業に来ます。
でも、経営難の会社には、なかなか思う金額は出してくれません。
借りれるときに、借りておく、このような判断も経営者には必要かもしれません。
お金をプールしつつ、経費にもなり、必要なときには借入もできるという便利な制度があります。
中小機構の倒産防止共済です。(経営セーフティ共済)
毎月5,000円から20万の金額で設定でき、決算時にそれでも黒字になりそうなら、一気に年払いもできます。
蓄えられる上限は800万までです。
ただし、40か月以上かけないと、元金が目びりします。
掛金の残額、納付期間に応じて、借入限度額が変わります。
納付するときは全額経費ですが、解約するときは収入になりますので、注意です。
将来の退職金資金用や、赤字拡大時などに解約すると有効に使えます。
経営が順調な間に、上手な資金の蓄え方も知っておく必要があります。
民間の保険もいいのですが、解約のタイミングを考えると、先に倒産防止共済を満額蓄える方が優先的かと思われます。
それでも余裕のある方は、また、別の手段がありますよ!
倒産防止共済のサイト
経営セーフティ共済|経営セーフティ共済(中小機構) (smrj.go.jp)
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