会社設立準備

もし、会社経営をやめることになったら…。

現在は、株式会社を設立するのに、資本金の縛りもありませんし、
登記も自分でしようと思えばできますし、作るのは簡単に作れてしまいます。
ですが、仮に、作った会社の経営を辞めたい!となったとき、
どのような手段があるかも知っておく必要があるかと思います。
設立より、解散する方がいろいろと清算しないといけないため、大変です。

例えば…。
・会社にしておく程の規模の売上も無くなり、個人事業に切り換えたくなった。

・高齢になり、相続するものもいないので、元気なうちに会社を閉めておきたい。

・複数の会社を所有しているので、一つの会社は不要になった。

・好調なうちに良い値段で会社を譲渡したい。 …等々

上記のような理由で、将来的に解散・清算、あるいは譲渡となったとき、
どのような流れになるのかも大まかに知っておくと、事前の準備ができますので、
「あぁ何かしなければいけなかったなぁ、調べないと!」

という発想にいけるように、事前に確認することをお勧めします。
また、解散ではなく、将来また事業をするかもしれない場合は、休眠という方法もあります。

 

*解散・清算の流れ
株主総会で解散するという決議がされ、解散日を決める

清算人の選任・就任をして、清算人選任の登記をする

財産目録・貸借対照表の作成

官報に解散する公告を載せる

未回収の債権回収、未払債務の支払い、会社名義になっている不動産などの処分。

残った財産を出資者に分配

株主総会で決算報告の承認を受け、清算完了登記をする。

 

 

大まかには、上記の流れですが、役員借入金や貸付金の額が何千万もあると、大変です。
個人と法人は別人格ですので、これらも清算する必要がありますので要注意です。
また、会社名義の不動産など高額な資産ががある場合も、手続きは煩雑になってきますので、
設立後、不動産等を法人名義にするときは、将来的なことも視野に入れて、
税理士等と相談し、よく考えた方が良いです。

投稿者

62vs9h@bma.biglobe.ne.jp
40代シングルマザーです。 子育てでも奮闘中です。 税理士事務所に勤めていましたが、R3年5月25日で退職しました。 その後、就職するか悩んで、いろいろと模索していましたが、 R3年7月19日に会社を設立するための準備を開始しました。 奮闘記は自身の備忘記録として、 将来何かの役に立つかもという気軽な感じで立ちあげています。 私自身の経歴は、20歳から24歳までオーストラリアで観光農園の仕事をしていて、現地の学校で簿記を覚えました。 帰国後、公認会計士事務所へ就職でき、日商簿記2級を取得、大検合格、初級シスアド、BATIC(英語の簿記)、FP2級や宅地建物主任士も取得しました。現在は行政書士に挑戦中です。 学歴は、高校中退です。 これまで取得した資格はすべて独学です。 時間もなくお金もなかったので、独学だけで取得してきました。 オーストラリアから帰国後、知人の紹介で公認会計士事務所に就職できましたが、自身の自信がなく挫折して退職し、一般企業で経理事務をしていました。 子供が生まれてからお好み焼き屋を開業し、約2年で廃業。 その後、税理士事務所に勤務しておりました。 離婚し、子供も生まれ、再婚しましたが、再離婚し、 波乱万丈で人生どん底みたいな時期もありましたが、 なんとかまた這い上がれました。 こんな私がどこまでやれるか…。 まだまだ諦めていません。 むしろ、日々やる気が増す一方です! 今、立ち止まっている方、迷いがある方は何でもいいので、 毎日知識を増やしましょう! 雑学でも資格の勉強でもなんでもいいんです。 年を取ったから遅いということもありません。 一緒にどんどん前に進みましょう! どうぞよろしくお願い致します。

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2021年6月1日

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