会社設立準備

株主が複数いる場合の持ち株比率

会社を設立するには、発起人が1円以上の出資をする必要があります。
発起人一人だけで出資すると、株主も発起人一人でスムーズなのですが、
家族や友人、募集設立などで、複数の株主がいる場合は、
1株1議決権が原則ですので、株主総会等の決議の際に大きな影響があります。

対策としては…。
*出資比率と株式の保有割合を異なるものとする。
通常は、株主A 出資額  100万円 株式数 100株
株主B 出資額  100万円 株式数 100株 ですが、

例えば、株主A 出資額 100万円 株式数  50株
株式B 出資額 100万円 株式数  150株 とするようなことも可能です。

 

*株主が2人なら51株と49株にする。(どちらか一方を半数以上にする)

 

*株主が3人以上なら、結託された時の場合のことを考えておく。(保有割合を下げる等)

 

*定款で決議要件の緩和を定める。
出席株主の過半数という要件を3分の1まで緩和する

 

などの対策はありますが、

設立時のには仲良く結託していても、時が経つにつれて不仲になったり、
音信不通になってしまうと株主総会の決議ができなくなってしまったり、
面倒なことが起こりうるので、後のトラブルにならないように、
発起のみの株主ではない場合は、よくよく検討しておく必要があります。

投稿者

62vs9h@bma.biglobe.ne.jp
40代シングルマザーです。 子育てでも奮闘中です。 税理士事務所に勤めていましたが、R3年5月25日で退職しました。 その後、就職するか悩んで、いろいろと模索していましたが、 R3年7月19日に会社を設立するための準備を開始しました。 奮闘記は自身の備忘記録として、 将来何かの役に立つかもという気軽な感じで立ちあげています。 私自身の経歴は、20歳から24歳までオーストラリアで観光農園の仕事をしていて、現地の学校で簿記を覚えました。 帰国後、公認会計士事務所へ就職でき、日商簿記2級を取得、大検合格、初級シスアド、BATIC(英語の簿記)、FP2級や宅地建物主任士も取得しました。現在は行政書士に挑戦中です。 学歴は、高校中退です。 これまで取得した資格はすべて独学です。 時間もなくお金もなかったので、独学だけで取得してきました。 オーストラリアから帰国後、知人の紹介で公認会計士事務所に就職できましたが、自身の自信がなく挫折して退職し、一般企業で経理事務をしていました。 子供が生まれてからお好み焼き屋を開業し、約2年で廃業。 その後、税理士事務所に勤務しておりました。 離婚し、子供も生まれ、再婚しましたが、再離婚し、 波乱万丈で人生どん底みたいな時期もありましたが、 なんとかまた這い上がれました。 こんな私がどこまでやれるか…。 まだまだ諦めていません。 むしろ、日々やる気が増す一方です! 今、立ち止まっている方、迷いがある方は何でもいいので、 毎日知識を増やしましょう! 雑学でも資格の勉強でもなんでもいいんです。 年を取ったから遅いということもありません。 一緒にどんどん前に進みましょう! どうぞよろしくお願い致します。

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