会社設立準備

本店の所在地

*自宅を本店にする場合

自宅を本店所在地とすることはできますが、賃貸物件の場合には、契約書などに「事務所等には使用しないこと」というような記載があったりするので、大家さんの承諾をとっておくことが後のトラブル回避として望ましいです。

また、許認可が必要な事業を行う場合も賃貸の場合は注意が必要です。
例えば、古物商の許可申請についてですが、これは管轄の警察署が窓口となり、必要書類に賃貸借契約書のコピーが必要となります。

私も、古物の許可申請を取ろうと考えておりますので、申請の手順につきましては別の日にアップしようと思います。

*会社設立前に賃貸オフィスなどと契約する場合

会社設立前ということで、まだ会社自体が存在しないので会社名義で契約することができません。ただ、一般的には設立前に事務所の手配をすることが殆どだと思います。

以下のような方法をとれるよう、不動産会社などと交渉します。

・個人名義で契約しておき、契約の際に会社の本店に使用する旨を伝え、設立後に会社名義の契約に変更する。

※名義を書き換えることになるので名義変更料などを請求される場合があります。

・これから設立する会社名で仮契約を行い、登記完了後に会社名義での本契約を行う。

※この方法が一番費用も手間もかからない方法ではないかと思います。

*レンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用する場合の注意点

レンタルオフィスやバーチャルオフィスでも会社登記の住所に使用できます。

これらを利用することで初期投資を抑えることができたり、本店を好きな場所に置くことができますが、注意点があります。

従業員を雇い始めるときに、労災保険に新規加入する際の住所ですが、実際に労働者がいる住所で加入することになります。本店はバーチャルで支店は実際の事務所があったりする場合は支店で労災保険への加入ができますが、実在する支店も特になく、バーチャルオフィスなどの本店だけの場合は実際にはそこで労働者が働いてるわけではないのでそこがネックとなり加入できないケースもあります。

ふたつめには会社を設立したら会社名義の銀行口座を開設しますが、都市銀行などでは開設を断られるケースもあるので予め注意が必要です。

投稿者

62vs9h@bma.biglobe.ne.jp
40代シングルマザーです。 子育てでも奮闘中です。 税理士事務所に勤めていましたが、R3年5月25日で退職しました。 その後、就職するか悩んで、いろいろと模索していましたが、 R3年7月19日に会社を設立するための準備を開始しました。 奮闘記は自身の備忘記録として、 将来何かの役に立つかもという気軽な感じで立ちあげています。 私自身の経歴は、20歳から24歳までオーストラリアで観光農園の仕事をしていて、現地の学校で簿記を覚えました。 帰国後、公認会計士事務所へ就職でき、日商簿記2級を取得、大検合格、初級シスアド、BATIC(英語の簿記)、FP2級や宅地建物主任士も取得しました。現在は行政書士に挑戦中です。 学歴は、高校中退です。 これまで取得した資格はすべて独学です。 時間もなくお金もなかったので、独学だけで取得してきました。 オーストラリアから帰国後、知人の紹介で公認会計士事務所に就職できましたが、自身の自信がなく挫折して退職し、一般企業で経理事務をしていました。 子供が生まれてからお好み焼き屋を開業し、約2年で廃業。 その後、税理士事務所に勤務しておりました。 離婚し、子供も生まれ、再婚しましたが、再離婚し、 波乱万丈で人生どん底みたいな時期もありましたが、 なんとかまた這い上がれました。 こんな私がどこまでやれるか…。 まだまだ諦めていません。 むしろ、日々やる気が増す一方です! 今、立ち止まっている方、迷いがある方は何でもいいので、 毎日知識を増やしましょう! 雑学でも資格の勉強でもなんでもいいんです。 年を取ったから遅いということもありません。 一緒にどんどん前に進みましょう! どうぞよろしくお願い致します。

取締役の任期

2021年5月2日

事業目的と許可

2021年5月5日

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。