会社設立準備

決算期をいつにするか

会社の決算月は何月何日、いつにしても良いです。
官公庁に合わせると、3月31日ですが、4月5日でも8月10日でもいつでも決算の日を決めることは可能です。


可能ですが、一般的には月末を決算日とする方が請求書の発行や、決算処理はし易いです。
決算月を何月にするかは、最初の設立の日から1年後にして、消費税の免税期間の恩恵をできるだけ長くするか、
繁忙期に合わせて、決算の数字をよく見せるように繁忙期の売上を出来るだけ多く乗せれる繁忙期後にするか…
融資を受けたい意向があるようなら、繁忙期後に合わせるのがお勧めです。

消費税の免税は売上が1,000万に満たない会社の規模でしたら、そこまで考えなくても良いですが、
内容によっては最初から消費税課税業者を選択する方が得な場合があります。

例えば、事業内容で輸出をする予定でしたら、初めから消費税の課税業者を選択することによって、
売上の規模に関係なく、仕入時は消費税課税、売上時は消費税免税になるため、消費税の還付申告ができます。
この場合、国内売上がある場合は、納める消費税の発生もあるので、別途試算しないといけません。
また、初年度に消費税の課税になる経費や設備の投資が売上以上に大きく発生する場合も、
消費税の課税業者を選択しておいた方が消費税の還付を受けられます。

消費税の還付を受ける場合は、原則課税制度の選択が必要なのと、
一度提出すると2年間は売上が1000万以下でも免税業者に戻れないので、最初によく考えておく必要があります。

会社設立に当たっては、本当によく計画して、損をしないように情報を得ることが大事です。

投稿者

62vs9h@bma.biglobe.ne.jp
40代シングルマザーです。 子育てでも奮闘中です。 税理士事務所に勤めていましたが、R3年5月25日で退職しました。 その後、就職するか悩んで、いろいろと模索していましたが、 R3年7月19日に会社を設立するための準備を開始しました。 奮闘記は自身の備忘記録として、 将来何かの役に立つかもという気軽な感じで立ちあげています。 私自身の経歴は、20歳から24歳までオーストラリアで観光農園の仕事をしていて、現地の学校で簿記を覚えました。 帰国後、公認会計士事務所へ就職でき、日商簿記2級を取得、大検合格、初級シスアド、BATIC(英語の簿記)、FP2級や宅地建物主任士も取得しました。現在は行政書士に挑戦中です。 学歴は、高校中退です。 これまで取得した資格はすべて独学です。 時間もなくお金もなかったので、独学だけで取得してきました。 オーストラリアから帰国後、知人の紹介で公認会計士事務所に就職できましたが、自身の自信がなく挫折して退職し、一般企業で経理事務をしていました。 子供が生まれてからお好み焼き屋を開業し、約2年で廃業。 その後、税理士事務所に勤務しておりました。 離婚し、子供も生まれ、再婚しましたが、再離婚し、 波乱万丈で人生どん底みたいな時期もありましたが、 なんとかまた這い上がれました。 こんな私がどこまでやれるか…。 まだまだ諦めていません。 むしろ、日々やる気が増す一方です! 今、立ち止まっている方、迷いがある方は何でもいいので、 毎日知識を増やしましょう! 雑学でも資格の勉強でもなんでもいいんです。 年を取ったから遅いということもありません。 一緒にどんどん前に進みましょう! どうぞよろしくお願い致します。

取締役の任期

2021年5月2日

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