個人事業主が法人成した場合
会社設立準備

個人事業主が法人成する場合

前回の投稿で、給与所得者が退職後、開業あるいは法人を設立する場合のことを、少し書きましたが、
会社を設立する場合は、個人事業主が、法人成するという場合もあります。
この場合、個人事業主が消費税課税業者であると、法人成することにより、
消費税の免税期間が2年間できます。(例外あり、免税期間が1年になる場合もあります)

消費税の免税は結構大きいですよね。
また、個人事業から法人成する場合には、社会保険のことも考えておかなければなりません。
もし、個人事業の時に社会保険加入業者でなければ、
法人成した際には、代表者一人であっても、社会保険に加入しなければなりませんので、
報酬の金額によっては、国保や、国民年金よりも負担額は増える可能性はあります。

ただ半分は会社の経費になりますので、利益が出ている個人事業主だったのであれば、
所得税は、累進課税ですので、課税所得が多ければ多いほど所得税率がUPするため、法人成した方がお得ということもあります。
法人税等で払うか、所得税で払うか、どちらがお得かを比較して法人成を検討することも得策と言えます。

 

投稿者

62vs9h@bma.biglobe.ne.jp
40代シングルマザーです。 子育てでも奮闘中です。 税理士事務所に勤めていましたが、R3年5月25日で退職しました。 その後、就職するか悩んで、いろいろと模索していましたが、 R3年7月19日に会社を設立するための準備を開始しました。 奮闘記は自身の備忘記録として、 将来何かの役に立つかもという気軽な感じで立ちあげています。 私自身の経歴は、20歳から24歳までオーストラリアで観光農園の仕事をしていて、現地の学校で簿記を覚えました。 帰国後、公認会計士事務所へ就職でき、日商簿記2級を取得、大検合格、初級シスアド、BATIC(英語の簿記)、FP2級や宅地建物主任士も取得しました。現在は行政書士に挑戦中です。 学歴は、高校中退です。 これまで取得した資格はすべて独学です。 時間もなくお金もなかったので、独学だけで取得してきました。 オーストラリアから帰国後、知人の紹介で公認会計士事務所に就職できましたが、自身の自信がなく挫折して退職し、一般企業で経理事務をしていました。 子供が生まれてからお好み焼き屋を開業し、約2年で廃業。 その後、税理士事務所に勤務しておりました。 離婚し、子供も生まれ、再婚しましたが、再離婚し、 波乱万丈で人生どん底みたいな時期もありましたが、 なんとかまた這い上がれました。 こんな私がどこまでやれるか…。 まだまだ諦めていません。 むしろ、日々やる気が増す一方です! 今、立ち止まっている方、迷いがある方は何でもいいので、 毎日知識を増やしましょう! 雑学でも資格の勉強でもなんでもいいんです。 年を取ったから遅いということもありません。 一緒にどんどん前に進みましょう! どうぞよろしくお願い致します。
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